山脇源平商店について

山脇源平商店
1730年より山脇源平商店として商売が始まりました。二七〇年という長い歴史と伝統を持ち、当時と変わらぬ製法で近江真綿の製造・販売を行っている会社です。2018年(平成30年)より株式会社山脇源平商店を設立しました。
9代目 山脇 和博
1948年生まれ。タイヤメーカーに就職後、35歳の時に家業を引き継ぐ。眞綿へ対する情熱は誰よりも熱く、眞綿の本質を追求するために日々勉強を重ねている。現在は日本の純国産真綿を未来へ残してゆくために、現代に合わせた切り口で展開を行っている。


角真綿を作る女性。
昔から糸を紡ぐなどの手仕事は女性の仕事とされてきました。そのため、山脇源平商店でも女性が作業しています。角真綿をつくる女性の手は、真綿の成分でつややかです。
工場について

毎朝大羽釜で二時間
一日の始まりは「練り」から。この「練り」という作業は、繭を柔らかくする最初の行程で、真綿の品質に関わる重要な部分です。
一日の始まりは「練り」から。この「練り」という作業は、繭を柔らかくする最初の行程で、真綿の品質に関わる重要な部分です。

霊仙山の良質な水を使用
真綿生産が盛んな頃、村全体で生産が行えるように各家へ良質な水が行き渡るための水路が作られました。この水路は近くを流れる天の川へ通じており、良質な水を届けてくれます。
真綿生産が盛んな頃、村全体で生産が行えるように各家へ良質な水が行き渡るための水路が作られました。この水路は近くを流れる天の川へ通じており、良質な水を届けてくれます。

陰干しを行い、丁寧に包みます
手間暇かけて作り上げた角真綿を自然乾燥し、出来上がった角真綿をやさしく丁寧に束装します。
手間暇かけて作り上げた角真綿を自然乾燥し、出来上がった角真綿をやさしく丁寧に束装します。

熟練の技で行う「手引き」
一つ一つを布団のサイズになるまでムラなく均一に、息を合わせて引き延ばします。この引き延ばす作業を「手引き」と言い、何百枚も重ね合わせて出来上がる商品が真綿布団となります。
一つ一つを布団のサイズになるまでムラなく均一に、息を合わせて引き延ばします。この引き延ばす作業を「手引き」と言い、何百枚も重ね合わせて出来上がる商品が真綿布団となります。
工場見学も行っております。
商品紹介
ご注文を受けてから、あなたのために紡ぎます。

絹一〇〇%使用した国産真綿布団
夏は涼しく、冬は暖かい。体にフィットするため、気持ちよく眠ることができます。また、抗菌・抗酸化作用、消臭作用があり、蒸れることがありません。

シルク絞り
150×210cm布団生地・詰め物:絹100%詰め物重量:1.0kg(国産繭使用)

綿ガーゼ生地
150×210cm二重ガーゼ防ダニ150×210cm布団生地・詰め物:絹100%詰め物重量:1.0kg(近江手引き)
真綿を使った新製品を一緒に考えてくださる方、募集しています。
真綿は布団の原材料として、主に使用されています。
また布団の中でも高級品として扱われており、実際に触れて、使っていただける機会が少なくなりました。
そこで、真綿をもっと身近に感じることのできる新製品を私たちと共に考えてくださる方を募集しています。
興味を持っていただけた方は、下記フォームよりお問い合わせください。※件名は「募集について」をお選びください。